Docusaurus 最初の一歩 Get Started まずは環境整備②
必要なアプリケーションがインストールできたら、次は「Get Started」するための土台を作成します。
1. 作業用フォルダーを作成する。
2. VsCodeを起動してTerminalをGit Bashにする。
3. VsCodeを起動するためのcode-workspaceファイルを作成する。
4. VsCodeでTerminalを起動するとデフォルトではPowerShellになるのでデフォルトをGit Bashにする。
以上です。 詳しく見てみましょう。
1. 作業用フォルダーを作成する。
これは簡単ですね、今回はCドライブ直下に「Work」という名前のフォルダーを作成してみます。
もちろん好きな場所に好きな名前でフォルダーを作成しても構いません。
作り方を解説するまでもないので次に進みます。
2. VsCodeを起動してTerminalをGit Bashにする。
作成されたWorkフォルダーをマウスで右クリック、「Codeで開く」を選択。するとWorkフォルダーをワークスペースとした Vs Codeの画面が開きます。 次にメニューバーの「Terminal」-> 「New Terminal」と選択すると、画面の下部分にターミナルウインドウが表示されます。 デフォルトではターミナルの種類はPowerShellになっているのでこれをGitBashに変更します。 ターミナルウインドウの上部メニューの下矢印「V」をクリックすると「GitBash」がリストにでてきますのでこれを選択します。
3.VsCodeを起動するためのcode-workspaceファイルを作成する。
次に毎回この手順を行うのは効率が悪いのでターミナルウインドウを開くとデフォルトでGitBashにするようにVsCodeのワークスペース(この場合Workフォルダ)にワークスペース用の設定ファイルを作成し、ターミナルはデフォルトでGitBashになるように設定します。 GitBashのターミナルウインドウに以下のコマンドを入力してVsCodeのワークスペースに設定ファイルを作成します。
touch docusaurus.code-workspace
「.code-workspace」の前の名前は便宜上docusaurusとしていますが、なんでも構いません。
ファイル名の末尾が「.code-workspace」であることが重要です。
すると「docusaurus.code-workspace」ファイルが左側のエクスプローラーに表示されます。
4. VsCodeでTerminalを起動するとデフォルトではPowerShellになるのでデフォルトをGit Bashにする。
次に「docusaurus.code-workspace」ファイル名をクリックして、以下のコードをコピペして保存します。
{ "folders": [ { "path": "." } ], "settings": { // ターミナル設定 "terminal.integrated.defaultProfile.windows": "Git Bash", "terminal.integrated.profiles.windows": { "Git Bash": { "source": "Git Bash" }, }, } }
これでTerminalウインドウがGitbashになります。
ためしに、VsCodeを終了し、Workフォルダーを開き、「docusaurus.code-workspace」ファイルをダブルクリックしてみてください。
VsCodeが立ち上がりTerminalウインドウを表示するとGitbashになっているはずです。
以降はVsCodeを立ち上げる際、フォルダーを選択して右クリックで「Codeで開く」を選択するのではなく、この作成した設定ファイルをダブルクリックするようにすると設定が反映されたVsCodeが立ち上がります。
また今後もここにいくつかの重要な設定を逐次追加していきます。